お問合せ
Contact

白砂ねぎのご紹介

九十九里浜ならではの風土が育てた『白砂ねぎ』。
みずみずしくて栄養たっぷり、そして何より
「安心・安全」なねぎが生まれるひみつをご紹介します。

九十九里浜の潮風を受けて、白い砂質の土でできたねぎ

九十九里浜の『白砂ねぎ』をご存じですか?
潮風が運んだ海のミネラル、きめ細かな白い砂から吸い上げた栄養、
安心・安全にこだわりぬいた農家の想いがたっぷりつまった、
甘くてジューシー、真っ白に輝くとびきりのねぎなんです。

波と潮風が運ぶ、海のミネラル

『白砂ねぎ』のひみつの1つ目は、波と潮風が運んだ
「海の恵み」をたっぷりと吸収しながら育つこと。
『白砂ねぎ』の農場から1km も進むと、そこは一面に広がる太平洋。海 水にはマグネシウムやカリウムといったミネラルが豊富に含まれてい て、この豊かな海の成分が溶け込んだ土に根を張ることで、『白砂ねぎ』 もたっぷりのミネラルを蓄えることができるんです。九十九里浜の海の 恵みが育てるねぎ、といえるかもしれません。

とびきりの土と、こだわりの肥料が生み出す驚きの甘さ

『白砂ねぎ』のひみつの2つ目は、
特別な土と肥料で育てた、驚くほどの甘さ。

『白砂ねぎ』の名前の由来にもなっている九十九里浜の白い砂質土は、「世界有数の肥沃な土」といわれる関東の火山灰土と、太平洋のミネラルを含んだ砂土が混じり合った農作物に最適の土壌。
わたしたちはこの土壌に、研究を重ねて開発したオリジナル肥料「グリーンギフト806」と、時間をかけて熟成させた上質の完熟堆肥をブレンド。10年がかりで作り上げた自慢の土からたっぷりの栄養を吸収することで、生で食べればねぎ本来の風味と辛みが、熱を加えると驚くほどの甘みがあふれだす『白砂ねぎ』が生まれるんです。

みずみずしく、ツヤツヤ真っ白なねぎ

『白砂ねぎ』のひみつの3つ目は、ほどよく太って
身の詰まった肉質と、ツヤツヤ輝く真っ白な肌。

ゆっくりと育った木が目の詰まった良い木材になるように、『白砂ねぎ』はじっくり焦らず肥料を効かせることで、促成栽培にはできない、身詰まりのよいみずみずしいねぎになります。茎をつまめば、ぐっと押し返すような手応えを感じてもらえるはず。
茎の白さが際立つのは、砂質の土の性質を熟知した「ねぎ職人」が、土に合わせた最適な栽培管理をしているから。職人ワザで大切に育てられたねぎは、白砂に包まれて真っ白な肌へと成長していきます。

3代の「ねぎ職人」に受け継がれる
『白砂ねぎ』への想いと技術

『白砂ねぎ』がちいさく産声をあげたのは、2005年頃のこと。九十九里のねぎ農家・石田さんが運営する石凪農場で、肥料や栽培に工夫を重ねたオリジナルねぎの開発が始まりました。
このねぎを本格的にブランド化しようと立ち上がったのが、2代目として石凪農場を受け継いだ息子の石田健。彼とは、地域を越えて交流する数少ない若手の農家仲間という間柄でした。そんなご縁で、ブランディングのキックオフにあたって僕にも共同開発のお声がかかります。
それから3年。ねぎに合った土作り、肥料成分のバランスの研究、独自の栽培ルールの確立…。たくさんのハードルを二人三脚でクリアして、ねぎはようやくオリジナルブランド『白砂ねぎ』として正式な第一歩を踏み出しました。
ところが…。
スタートラインに立ったばかり、本当にこれから、というタイミングで、健は突然、天に召されてしまいます。
志半ばで逝った彼の、生きた証でもある『白砂ねぎ』。
「2代目ねぎ職人」としての健が遺した、誕生したばかりのブランドを、より多く人に知ってもらいたい。食べてもらいたい。
初代の石田さんとも相談を重ね、僕は3代目ねぎ職人として『白砂ねぎ』を受け継ぐことを決意しました。
健とつくった『白砂ねぎ』の基本ルールはそのままに、よりよいオリジナル肥料の開発などで『白砂ねぎ』はまだまだ進化を続けています。 2つの農家、3代の「ねぎ職人」の想いと技術を注ぎ込んだ九十九里浜のオリジナルブランド。それが『白砂ねぎ』なんです。

安心・安全のこだわり

「おいしい」のその先へ。『白砂ねぎ』は、安心して食べられる安全な野菜を目指して日々研究と実践に取り組んでいます。こどもたちにも安心して食べさせたい。そんなわたしたちの「安心・安全へのこだわり」の一端をご紹介します。

生産者として、親として「安心してこどもに食べさせられる野菜を」

わたしたちは、子育てまっさかりの夫婦です。自分たちの子育てを通じて思うのは、何よりも「安心で、安全なものを食べさせてあげたい」という気持ち。ほんとうに大切な人だから、心からすすめられるものを。
そして野菜にも、安全にのびのびと育ってほしい。できる限り、農薬や化学肥料に頼らない自然本来の成長を助けてあげたい。それが、野菜本来のほんものの美味しさを引き出すことにもなるんだと思っています。大切なひとのために、大切に大切に育てた野菜を。そんな気持ちがお客様にとっても「信頼できる農家」になることにつながるんだと思っています。

化学肥料・農薬を半分以下に減らした減農薬栽培

可能な限り、農薬・化学合成肥料を減らしたい。わたしたちは減農薬栽培に取り組み、独自に開発した有機質肥料「グリーンギフト806」や、畜産農家の方との連携で作った完熟堆肥などを積極的に活用して「より安心な土作り」から野菜作りをはじめています。

JGAP(農業生産工程管理手法)を取得

農林水産省が導入を推奨する、農場の認証制度がJGAP。農業界のISOともいえる、第三者機関の審査によって選ばれた「安全な農場」の印です。GREEN GIFTは生産から管理までの多岐にわたる基準をクリアしてJGAP認証を取得しました。今後もさらなる向上に取り組んでいきます。

一年中、いつでもおいしい『白砂ねぎ』を

一見おなじにみえるねぎにも、季節によって、気候によって旬の異なるいくつかの品種があるんです。わたしたちは、品種ごとに最も美味しくなるベストな時期を計算して、夏〜秋に収穫する畑には暑い季節にぐんぐん育つ品種を、逆に冬場のねぎには寒さによく耐えて甘くなるものを、と一年中いつでもおいしい『白砂ねぎ』をお届けできるよう栽培方法に工夫を重ねています。春夏秋冬、毎日新鮮な『白砂ねぎ』を食べてもらいたい。わたしたちの願いです。